② 賃金を請求する証拠を準備できたなら、一度会社の直属の上司や給与に関する業務をしている部署(人事部など)に証拠を提出して未払い賃金の請求をして下さい。
この際、せっかく用意した書類を破り捨てられたり、返ってこない事も考えられますのでコピーを提出すると良いでしょう。
これで賃金を支払ってくれるならそれで良し。
「どうせ会社に出したって払うわけないじゃん・・・」と思われるかもしれませんが、ここで形式上でも請求する事が重要なのです。
なぜなら、いざ労働基準監督署に申請する書類には【過去、会社にいつ賃金の支払いを請求したか】を記入しなくてはなりません。
労働者が会社側に未払い金を請求したけど支払われなかった、という事実が必要なのです。
会社に書類を提出すると「うちとしてはアナタが自主的にやっていると把握している」や「その様な事実は無い」等々、逃げのパターンはいくつも考えられます。
しかし、そんな事は関係ありません。
労働基準法上、会社に拘束されているだけでそれは労働とみなされます
仮に自主的だったとしてもそれは関係ないのです。
全て労働です。
↑脱ブラックしたい でも仕事は慎重に選ぼう