① 未払いであることを証明できる物を用意する。
会社に請求するにも、労働基準監督署に訴えを起こすにも、証拠が必要です。
タイムカードの打刻明細や出勤記録簿があればベストですが、残業代未払いがある様なブラック企業・事業所だと、タイムカードを切ってから残業している場合や、打刻時刻が修正されるなど、記録に残らない(残せない)ところが多いのではないでしょうか。
それらが入手できない場合は、手書きでの出勤時間と帰宅時間のメモでも大丈夫です。
十分証拠になり得ます。
できれば、何か帳票的な物にまとめて管理しやすくしておくとベストでしょう。
さらに合わせて、ツイッター、ミクシィ、フェイスブック等、ウェブ上でも時間を重複して記録しておくと証拠として強くなります。
ちなみに労働基準監督署に頼めば、記入帳のフォーマットを貰う事ができます。
会社から支払われた給料と、残業代を含めて実際貰うべきだった給料との差額を把握しましょう。
労働基準法上、未払いであった賃金は過去2年間さかのぼって請求することができます。
つまり2年以上前から未払いがある場合は、その分は残念ながら請求することはできません。
それでも人によっては、月々差額が20万~30万ぐらいになる方も多いのではないでしょうか。
2年分と考えても300万~400万円請求できます。
これだけの金額を毎月ピンハネされてると思うと、怒りを覚えませんか?
これを会社に請求しない手はありません。
退職後はとにかくお金がかかるのです。
何度も言いますが、これは本来貰って当たり前のお金を請求しているに過ぎません。
法律に違反しているのは会社側なのです。